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どこが変わった?動物愛護法(改正動物愛護法勉強会@倉敷)

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9月16日改正動物愛護法勉強会@倉敷、お忙しい中ありがとうございました。
講師は細川敦史弁護士です。
覚えていることをおさらいメモpencil

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動物の愛護と管理に関する法律、
動物を管理することの他に、「遺棄の防止」「動物の健康および安全の保持」「人と動物の共生する社会の実現を図る」という文言が加わり、この法律の目的が、愛護でもあることが前より明確になりました。

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基本原則、
適切な給餌および給水、必要な健康の管理ならびにその動物の種類、習性等を考慮した飼養および保管を行うための環境の確保を行わなければならない。
基本原則に5つの自由のうち4つが、「努める」ではなく「行わなければならない」と明記されている。(恐怖や不安からの開放、は何故省かれたのでしょうか)

都道府県は、災害時の施策を推進計画に定めなければならない。
 岡山県の動物愛護管理推進計画には、災害時の施策は、対応のマニュアルを作成するとなっています。
http://www.daidtm.net/aigohoujijipdf/okayama/sakuteizumi.pdf 32P

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所有者占有者の責務として、
繁殖に関する適切な措置を講ずる努力義務、終生飼養する努力義務、逸走防止措置を講ずる努力義務、生活環境の保全上の支障を生じさせない努力義務、が加わり、
ゴミ屋敷状態の多頭飼育、猫の放し飼い、捨てる、不妊手術をしない、が一応規制できるようになったはず。

販売業者の責務として、
販売時の説明が努めればよかったものが、「しなければならない」とより強くなりました。

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地方公共団体の条例で多頭飼育の届出をさせることができることが明記される。
岡山県で現在飼養届けが必要なのは牛、やぎ、ひつじ、豚、イノシシ、鹿、馬、鶏、あひる(合鴨含)、うずら、きじ、だちょう、ほろほろ鳥、七面鳥
(犬は10頭超えると届け出…なはず)

第一種動物取扱業、
二種が新設され改正前の動物取扱業が第一種になりました。
幼齢犬猫の健康安全を保持する計画、売れ残りの取扱の計画を登録申請時に記載することになりました。

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第一種動物取扱業登録の拒否、
動愛法に加え、化製場法違反・狂犬病法違反で罰金刑以上を科され2年、販売業は、種の保存法違反・鳥獣保護法違反・外来生物法違反で罰金刑以上を科され2年経過していないもの、犬猫等安全健康計画が基準に適合しない場合、は登録拒否できる。

取り消しもできる。

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第一種動物取扱業の努力義務、
動物の健康状態の確認、獣医師に見せる、感染症の予防、をする。

廃業や動物の飼養が困難になった場合、譲渡や適切な措置をとる努力義務。

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インターネット販売の規制、
直接動物を見せる義務。
対面で書面により、飼養保管方法、生年月日、繁殖者氏名を提供する義務(トレーサビリティ)

販売業者は、動物の健康安全確保のため獣医師と適切に連携する義務。

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販売業者は、売れ残りも引き続き終生飼養の確保を図らなければならない。

繁殖業者は、「生後56日」を経過しない犬猫を引渡し、又は展示してはならない。
「56日」経過しない犬猫を親と離す、親と一緒でも展示、はできないことに。

ただし、施行日から3年経過まで「45日」と読み替える。
3年経過後は法律で定める日まで「49日」に読み替え。
業者の科学的知見の浸透状況を勘案して、施行後5年以内に検討する。(本当に56日(8週齢)規制するのかどうか不明。)

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犬猫等の個体に関する帳簿、
仕入日・販売日・死亡日を記録し保存する義務。
所有数・仕入数・販売数・死亡数を都道府県に届ける義務。

都道府県は死亡に関して必要な時は獣医師の懸案を受けさせ死亡診断書を提出するよう命じることができる。ただし獣医師の指定なし…。

第二種動物取扱業、
シェルターの施設設置場所ごとに氏名・住所・施設所在地・事業内容・動物の種類・数・施設の構造・管理方法を都道府県に届ける義務。
劣悪シェルターを想定して新設されたと聞いているので、その場合一定期間ごとに状況の把握ができるようにしていなければと思います。

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多頭飼育、
「騒音又は悪臭の発生・動物の毛の飛散・多数の昆虫の発生等」が明記され、都道府県は多頭飼育により「動物が衰弱する等の虐待を受けるおそれがある場合、期限を定めて改善勧告、命令ができる。

虐待(ネグレクト)をうけるおそれがある、時点で勧告・命令ができるのは素晴らしいですね。もひとつ進んで保護できるようにして欲しいです。

犬猫の引き取り、販売業者からの引取りが拒否できると明記され、捕獲者からの引き取りもできないことに。
繁殖業者からの引き取りは…?

引き取った犬猫の殺処分を減らすため譲渡に努める。
現在は引取りの犬猫については処分費用を払ってもらっているので必ず殺処分という自治体もあるので、それが譲渡可能に。
また譲渡の民間委託ができるように。

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罰則、ほぼ倍に。

殺傷罪-2年以下の懲役、または200万円以下の罰金。
虐待罪・遺棄罪-100万円以下の罰金。
特定動物関係-100万円以下の罰金。
         法人は5,000万円以下の罰金。
取扱業関係-100万円以下の罰金。
生活環境毀損者の命令違反-50万円以下の罰金。

虐待の定義の明確化、
給餌給水をやめる、酷使する、健康安全の保持が困難な場所に拘束する、ことにより衰弱させる。
病気・負傷した動物の適切な保護を行わない。
排泄物が堆積した施設、動物の死体が放置された施設での飼養保管。

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附則、
マイクロチップの装着について施行後5年以内に検討。
業者に積極的に立ち入り検査、勧告、命令、取り消し、刑事告発をする。
引取り要件の厳格化、引取り数の減少を目指す。
(殺処分ゼロを目指すのはもちろん、引取りを減らす!というのがいいですね。)

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今回愛護法から抜け落ちた実験動物の取扱規制が付帯決議に盛り込まれました。

地域猫対策について、官民上げて一層の推進を図ること。

被災動物の対応を推進計画に明記するよう、産業動物についても生存の機会を与えるように。
http://www.shugiin.go.jp/itdb_rchome.nsf/html/rchome/Horitsu/kankyou4A1178A0AA43FE3C49257A69000591DC.htm
http://www.shugiin.go.jp/itdb_rchome.nsf/html/rchome/Ketsugi/kankyou0C4E419CF41E4E1249257A68000FFABC.htm

改正法に係る政省令等改正検討スケジュール(案)についてhttp://www.env.go.jp/council/14animal/y140-31/mat03.pdf

 サニーペット・クリスタルカミムラについて、
当時でも十分動物取扱業の取り消しのできる案件でしたが、岡山県の石井知事はなぜか取り消しませんでした。そのまま営業を続け、火災によりおじさんと多くの犬が亡くなりました。

sun動物の愛護及び管理に関する法律の一部を改正する法律(平成24年9月5日法律第79号) http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/nt_h240905_79.html

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コメント

さずがです(T_T)感謝・・・

投稿: かめ | 2012年9月18日 (火) 20時21分

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